みなさんこんにちは、
明るく楽しい横浜『福田音楽教室』ピアノ講師・音楽療法士の福田りえです。
新刊の見本が手元に届きました！
ドキドキのワクワクです。
思い起こせば去年の夏。
ムジカノーヴァ2017年1〜10月までの連載記事を軸に、一冊にまとめて欲しいと音楽之友社さんの書籍課の方からのご依頼からスタートしました。
自閉症やアスペルガー症候群、ADHDなどいわゆる発達障害、知的障害や身体障害、またはグレーゾーンなど、様々な「気になる子」へのピアノレッスンについて、経験に基づいた指導法を盛りだくさん掲載。
もちろん連載時より大幅に加筆・増量してあります。
- 動き回ってピアノ椅子に座ってくれない
- お母さんから離れてくれない
- 根気がなくなかなか集中力が続かない
- レッスンで泣き出したら止められない
- 疲れたと言って寝そべっている
- グランドピアノの下から出て来ない
- 自分の興味のあることにしか取り組まない
など、ピアノ指導者の先生方からよくお聞きするお悩みも、バッチリ網羅してあります。
これらの悩みは、実は私も昔々に困っていた頃がありました。困って悩んで色々やりながら、ここまで来てみて、今自分の検証からお伝え出来る事をまとめたのがこの本です。
あくまでも自分の感覚を通して、「これはお伝えしたい！」と思ったものですが、薬と同じで万人に有効的ではありません。
私も初めましての生徒さんには、大きく心を開いて受け入れながら、アセスメント（様々な評価）をし、レッスンの方向性を決めています。
この本はピアノの先生はもちろんのこと、障がい児者を教える保育や小中学校の教育の現場の方、「今自分のピアノ教室には、障がい児はいないけど基礎知識として知っておきたい」と言った方、そして親御さんにも気付きやヒントとなるように、入門書として書いてみたつもりです。
今までみてきた様々な事例を元に、その対処法などを解き明かしたり、教材の作り方や使用法などもあります。ぜひ、お手に取っていただければ嬉しいです！
今日も明るく楽しいピアノライフを♪
FUKUON 福田音楽教室 福田りえ